29歳でガンになって神様に子宮返したった!

子宮失っても楽しく生きようゼ

【ついに告知】専門医の診察と見立て


長い待ち時間の末、診察室に入ったまるる。


中には小柄な女医さんが座っていた。

少し話をしてから横の診察室の内診台へ。




パンツを脱いで座る。



てかやっぱさぁ、おかしいよね?

婦人科の内診台ってさぁ、

なんで回転しながら足開くん?(笑)

回転して先生の方向いてから

足開いたんじゃダメなん?(笑)

誰か教えてくれ(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)

ってか開発した人と話させてくれ(笑)




今日の内診と精密検査というものは、前回のがん検診の細胞診より詳しいコルポスコピーとかいうよぉ分からん検査ともう1回細胞を採る感じ。


内診苦手すぎてかなりうるさいので、内診台の真横に看護師さんがいてくれてずっと肩をトントンしてくれてた。(手も握ってもらったw)


それからも私は内診台に座っている間に何度も痛いのは嫌だとか、痛いやつは無理だとかいい歳こいてまだガチャガチャ騒ぐので、


『気を紛らわす為に携帯でも見る?』

と痺れを切らした看護師さん(笑)


ガッツリ細胞取られたり、中を見てもらったり、肛門に指突っ込まれたりしてるあいだにProject make over(かの有名な広告詐欺アプリ)とかやってたんですよ(笑)



そしたらいつの間にか内診は終了!!

(意識を背けるだけでだいぶ苦痛が減るw)



そして、やーっと嫌な内診が終わってゆっくり落ち着いてパンツ履いて横の診察室へ戻るとなんかおかしい。



空気感がおかしい。


先生の後ろに

看護師さんが3人並んで立ってる。


人が居すぎておかしい。


書記(?)みたいな人が私の斜め横ぐらいの位置でパソコン開いて座ってる。


なんの記録や、おかしい。

全体的におかしいwwww




実は、前に見てもらった婦人科の先生から私は何がどうおかしいのかは全然説明を受けていなかったのだが。


今、目の前の先生が開いてるパソコンの画面にチラッと目をやると


【SCC】って

ハッキリ書いてんの見えたのよw


もうこれの意味はかれこれ色々検索魔になってたときによく見たから何か分かってんだよ!

こっちはよぉ!wwwwww



―――

説明しよう。

子宮がん検診は細胞診なるもので組織を採取しその細胞からガンの可能性を探るのですが、いきなりガンが発生する訳ではなく細胞の『異形成』と呼ばれる状態から数年かけてガンになる。という感じで異形成の段階ではそれが必ずガン化するとも限らず経過観察になることも多い。診断結果の表記的には【LSIL】【HSIL】【ASC-H】など。段階によって違う。


今回私の検査結果である【SCC】は

扁平上皮がんが認められます。

ということ。


ってぇ!!ということはもう私ガンなのよ!!この時点でぇ!だからあの前の婦人科の先生は分かってたんよ!!んで今回もそれで.

―――


話長くなるんで、以上にしときます(笑)




それで、診察室がすごい空気だったの忘れられないんだけど先生が口を開いて



『単刀直入に言うと、もう肉眼で見えるレベルのガンがあなたの体にはあります。』


「あ、はい。」


『今日はまた組織を採取して検査に出しますので、今後は治療の方針をその結果に沿ってこちらのチームで検討していきます。』


「わかりました。」





こんな感じ(笑)

なんか、泣くとか落ち込むとか、そういう感情一切なくてなんだろう【無】なんですよ。


ドラマとかでよく見る泣き崩れてへたり込む。みたいなあんなの無い、絶対無い(笑)(笑)



このあと引き続きMRIやCTや検査が続きますので、、、とか言われたんで普通に


「あっ、じゃあ失礼します(^^)」


ってにこやかに診察室出たもん。(笑)

他人事みたいに淡々と。



そんなことよりいまからMRIか〜、あれほんと無理なんやけどなぁ〜、CTかあ〜!まあMRIよりマシかぁ〜とか目先の嫌なことに気を取られていた私。



このあとMRIやCTを撮り、病院から家族に電話で状況を説明することになるのだが。。。



〜つづく〜