29歳でガンになって神様に子宮返したった!

子宮失っても楽しく生きようゼ

【誕生日】30歳になった私


2021年6月23日

私は30歳になった。


思い描いていた人生とは全く違うルートを生きているような気がします(笑)


人生思い通りにいくとは考えていないけれど、まさか自分が癌になるとは1ミリも考えたことなどなかっただけに、忘れられない誕生日にもなった。


今から30年前の1991年6月23日、両親の3人目の子どもとして生まれた。


お腹の中で騒ぎまくったせいか、へその緒で首を締めまくって出てきた私。


産声も上げず、紫色した顔で登場(笑)


母親の手に渡ることなく、しばらく先生方に様子を見ていただいていたようです。 


小さな頃から病弱というか、弱いところが多くてよく体調を崩す子どもでした。


でも、入院手術が必要な病気にはなったことがないし、、、体力がないことだけが長年の悩みだったぐらいです(笑)


癌になったことは、人生どうなるか分からないを痛感したひとつの出来事でしたね。


父親からはずっとずっと「まさかの坂はある」と用心深く生きるように吹き込まれて育ちましたが、今まさにその坂を転げ落ちた訳ですよ。



まさか私が?




なぜ私が?




30歳という年齢で、何かに区切りをつけるように大病にかかったのは、私自身の生き方を見直すべきイベントだったのかもしれない。


神様がいるのかいないのかはよく分からないけれど、私は確かにこの病気のおかげで色々考させられた。


生き方、考え方、人間関係、将来のこと。


そして入院手術を控えた私に、家族や親友やずっと良くしてくれていた人から続々とお守りが届いた。



 なにか大変なことがあると、人は何かにすがりたいし、僅かな望みをかけて祈りたくなる。


そして、想いってものは目に見えないから、こうしてお守りや御札に姿を変えているんだろうね。


これは誰にも分からないことだから、信じてくれないし笑われるかもしれないけど。もらったお守りは握ってみるとカイロを持っているようにジワジワ熱を感じた。


こうして祈ってくれる人が居て本当にありがたい。私のために、わざわざ神社に出向き祈りを捧げてくれる人がいる、その事実だけで十分なんです。


実際、いま何かにすがりたいのは、周りの人ではなく私の方だった。


30歳の幕開けは不安の塊。


私はどうなっていくんだろう。



~つづく~