29歳でガンになって神様に子宮返したった!

子宮失っても楽しく生きようゼ

【恐怖】全身麻酔の謎


両親同伴の説明の日に、主治医から病状や手術についての話があった後。

そのまま、入院の手続きをしたり、麻酔科など他の科にも向かい担当の方から話を聞いた。


私が1番衝撃だったのが『麻酔科』での話(笑)


今回私は、子宮広汎全摘術という手術を受けるに当たり、手術の内容的にも全身麻酔は必須だそう。

そのため、自分と両親セットで麻酔科での説明と同意書へのサインが必要だった。

麻酔科の診察室に入ると、死ぬほどハキハキ元気のいい女医さんが迎えてくれた。


『こんにちは!!麻酔は初めて?!』

とてつもなくフランクだwwwww

とにかく強烈なインパクトだった。


先生は、冊子を取り出して麻酔の説明を始めた。

今回の手術では『全身麻酔』と『硬膜外麻酔』という2種類の麻酔を使用するとのこと。


硬膜外麻酔というのは、局所麻酔の1つで鎮痛効果が非常に高い麻酔だそう。
背中の脊髄近くにある「硬膜」という空間に管をぶっ刺して、持続的に麻酔薬を流すイメージ。

う、、。うん。(笑)
痛そうなイメージしかないんだが?(笑)


「痛いですよね?それ、絶対(怯え)」

痛みに弱く、元々注射など針系が苦手な私は即座に聞いた。なんとなく、心構えだけはしときたくてwwwww

『あぁ、ちょっとチクーッとするかな?アッハハハハハハハハハ!大丈夫大丈夫!そんな怖がらんで!』

先生、大爆笑wwwwwwwwww


この硬膜外麻酔は、手術するときに刺してから術後しばらくもお腹を切ったところの痛み止めとして働いてくれるらしく、3日間ぐらいは刺しっぱなしだそう。


そして気になる全身麻酔の話。


ドラマとかでよく酸素マスクみたいなのをして、すぐに落ちる。ような場面を想像していたけど、今回は『点滴薬』での全身麻酔

『あなたぐらいの大人なら、10秒数えれないうちにそのまま一旦眠ってもらいます!』


麻酔が体入り始めて10秒もたないってどうなってるんだろうwwwww
先生はそのまま説明を続ける。


『んで、眠ってしばらくしたら呼吸が完全に止まります!そしたら、私たちが気管までチューブを通して人工呼吸で患者さんに酸素をね?送りますからね!なので、死にませんから!』

『で、ずーーーっと手術が終わるまで私たち麻酔科医ってのは、あなたの血圧とか心拍数とか、人工呼吸の状態とかを見てるからね。手術が終わりそうになったら、麻酔薬を調整して目覚めるようにするからね!ちゃんと目覚めるから大丈夫!』


先生は、すごい頼りがいのある自信たっぷりな感じで不安にならないよう説明をしてくれた。

けど、全身麻酔のメカニズムって未だに全部ちゃんと分かってないんだってwwwww

それでも、現代の医療でずっと活躍してるのすげぇよな。麻酔科医の人もすごい。



とにかく、手術中は麻酔のおかげで痛くも痒くもなく寝てるだけだから大丈夫と何度も言われた。


この説明を聞いて麻酔に興味を持ったので、あとあと『麻酔科医ハナ』という漫画を読んだけど、めっちゃ面白かった!



全身麻酔を受けた身としては、麻酔科医の先生がこんなことしてるんや~とか、麻酔かかってる状態について知れたし話も面白かったので興味ある人は読んでみてほしい。


私もこんな大手術するまで、麻酔のことなんかイメージと想像でしか分からなかったけど、ほんとに不思議(笑)

なんで呼吸止まるのに心臓止まらないの?とか(笑)



なにはともあれ、

麻酔から目が覚めなかったらどうしよう!

とか

怖いなぁ〜

なんて考えはなくなり、同意書にサイン。
先生の明るさもよかったと思う。


しかし、


あの痛みを和らげるための『硬膜外麻酔』とやら麻酔が、目覚めてからの私を相当苦しめることになるとは、、、

この時は誰も予想していなかったwwwww


~つづく~