【両親同伴】主治医からの最終説明
ステージの診断、治療方針が固まったところで入院や手術などの説明を受けた。
そして、何十枚とある手術の同意書を持ち帰り1枚1枚サインをした。
検査、ガン告知、診断まで一貫してずっと1人で病院に通っていた私。
思いのほか心細さはなく、家族になるべく心配をかけたくないので連絡も必要最低限にしていた。
主治医から家族同伴で病状と手術の説明、身元の保証人となってもらうため6月18日に両親を連れてきてくださいと言われ、両親に連絡をした。
久しぶりに会うのに、こんな形で会うことになるなんて誰も想像してなかったので、両親のことが心配だった。
私の親はとても心配性だからこそ、ショックだったろうなーと思うし、心配かける羽目になって申し訳ない気持ちでいっぱい。
当日は、先生のスケジュールに合わせたためかなり朝早くに病院に向かうことになった。
両親と合流して、病院へ。
いつも通りの明るい父と母。
親として、私を目の前に気丈に振舞っていたようにも見えた。
前日にお墓参りに行ってご先祖さまにお願いしてきたとか、
お守り買っただのなんだの、
出来ることをしてきたけど、全くの無力だと。無力だけど祈るしかできないんだと。
父親が運転しながら呟いていて、胸が痛かった。
病院について、すぐに先生の元へ通された。
先生は私に説明したように、紙とペンでゆっくり手術内容や病状を説明した。
父親がたくさん質問していたけど、貧血っぽくフラフラするせいで座っているのが辛くて何を聞いていたか覚えていない。
最後に、手術当日の流れを説明された。
コロナ禍ともあり、当日も家族すら同伴が禁止されていた。
しかし、今回は全身麻酔を使用する大手術になるため、意識が戻ったことを親族が確認する必要があった。
手術に入る前(私ひとり)
↓↓↓
手術中(私ひとり)
↓↓↓
手術が終わる頃に誰かひとり来てください
という案内だった。
結局ひとりかよ(笑)(笑)
なんなんだ、このコロナ禍のせいでずっとひとりじゃねーかよ(笑)って思ってました。
入院のスケジュールや、全身麻酔の説明など全ての説明が終わる頃には、夕方になろうとしていた。
心配そうな両親をなんとか安心させようと、私はひとりで大丈夫やけん!って何回言ったことか(笑)
両親も仕事や生活があるので、私のことでこれ以上迷惑かけられないので帰ってもらった。
次に会うのは、手術が終わり意識が戻ったとき。
またね!当日よろしくぅ〜☆(笑)
って笑いながら両親を見送った。