【不安が続く】再度病院に電話した日
詳しい検査って。
絶対あかんやつやんwwwww
そんなん誰でも分かるやん!wwww
その日からまた私は更に検索魔に。
どんなことをしていても、隙あらば検索。
毎回毎回調べ尽くしてもやっぱり最後に行き着くのは癌を経験された方のブログ。
このころは癌で闘病生活を送られた方のブログをひたすら読み漁っていた。
結局のところ【経験者は語る】
これが1番強いと感じた。
どんなサイトよりも重みがあり、1番リアルで、私がいまこうしてブログというコンテンツに病気の経験を残すことの決め手になった要因もそこにひとつあり。
そして、動画コンテンツと違い場所を選ばす閲覧できることもブログの良さで。
長く残していけるのではないかと思い、今もこうしてブログを書いている私。
(文字や文章を書くの好きです)
そして、そして、、、、
また生き地獄に晒されたような日々が過ぎ
前回の電話からまた更に5日後。
運命の分かれ道
いよいよ再確認の日。
お願いっ、間違いであって、、と
心の中で懇願する自分と。
もしかしたらなんかあるぞ、、と
何故かちょっとだけ覚悟してる自分と。
激しいせめぎ合いの中かけた電話。
今回は前回の問い合わせもあり、スムーズに話が通り電話を変わりますと言われ、あのむかつく愉快な保留音もそんなに聞くことなく先生登場。
『あのね?やっぱりちょっと問題があるみたいで、大きい病院を紹介するから近々行けるかな??』
キタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━!!
やはり少しの覚悟があってよかった。
特に慌てることはなかった。
そのあとは、先生と日取りを決めて
またちゃんと予約が取れたらこちらから連絡するからね。ということで終了。
紹介していただいた病院は2つあったが、今回病院①は大学病院でコロナの患者さんを扱っている関係もあり期間中は外来患者を制限しているとのことで、癌の専門病院である病院②になった。
そっか。やっぱり悪かったんだ。
そうかそうか。なるほど。
そしてまた思考を停止させるように
ずっとずっと働いた。
頭からこの精密検査が控えている事実を消したいがために働きまくった。
お察しの方はもうこの辺で分かったかと思いますが、私は元々ネガティブでなにごとにも不安感が強く付きまとうタイプだ。
そんな自分が嫌いで、それを打ち消すような言動をして肩肘張って生きてきただけで、私本体に装備されたハートの強さは、、ほぼない。
〜つづく〜
【検査結果】ドキドキした1週間
【いざ診察】婦人科での内診
【2021年5月10日】
建物自体もすごく古くて
言い方悪くしたらさびれてる、、?みたいな(笑)(笑)
いや、あの!!
最近の産婦人科さんって
ホテルばりに内装綺麗にされてたりするじゃないですか?
私が選んだところは、
なんかもう怪談話に出てきそうなぐらい
結構古めのThe☆病院って感じで。
え?
このコメントに悪気は全くないです(笑)(・∀・)
古くからあるからなんとなく信頼されてる
地域密着型なお医者様なのかなー?
という私の安直な考えと、
年季の入った先生が好きなので、
最新設備ゴリッゴリです!!
みたいなとこじゃない病院を選びました(^^)
電車に揺られ、少し歩いて病院へ。
コロナ対策で電車の窓が全開で、
その日は暑かったけれど風がものすごく気持ちよかったことが今でもハッキリ思い出せます。
ついたらついたで
待合とかに人っ子一人いねぇのwww
受付覗き込んで
「すいませーーーーん!」
みたいな(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
#大丈夫かよwww
#ちょっと不安になる一幕www
もちろん誰もいないので
すーぐ診察室に通してくれたんで
待てないイラチな私からしたらこの辺はありがたい(笑)
座ってたのは
カーネルサンダースのいとこ
みたいな先生。(イメージ伝われ)
昨日大量に不正出血があったとか、
がん検診は久しぶりだとか、
まだちょっと血出てるとか、
なんだかんだ話をしていざ内診台へ。
もうやっぱこの台嫌いw
足開きながら回転するイスとか誰が考えたんだよぉ(涙目)
グッと冷たい器具が入って先生が目視で一言。
「Ah~・・・・これは・・・・ちょっと」
おい。
その続きはなんだ。
先生はそのまま内診を続ける。
「いてぇ・・・・・・」
と小さく声が出てしまうぐらい痛くて気持ち悪かった。
「じゃあがん検診用に細胞とるね~」
「超音波でも中ちょっと見とくね~」と先生はつづけた。
だからさっきのファーストタッチの真意を教えてくれw
内診は無事に終わったものの、出血が止まらない。
先生はしばらく何かで押さえて止血してくれていた。
仕上げにじゃぶじゃぶと全体を洗ってくれて終了。
続けて診察室に行くと
「あのねぇ、ここにポリープみたいなのがあってね?
普通のポリープなら根元は細いからその場ですぐ切除するんだけど
あなたのは根がすごく太いから切れないのよ。
だからポリープじゃないかもしれないし
んで、しかも今回の出血はそのポリープだか腫瘍だか
そこからの出血だからよーく検査したほうがいい。」
今思えばあの最初に内診で見たときのあの反応は
先生はもしかしたら既に目視でわかっていたのかもしれない。
ともかく、取った細胞の検査結果を待ってくださいと言われ
約一週間後。
病院に自分で電話して検査結果を確認するかたちでという風に
この日の診察はとりあえず終わった。
ちょっとした不安と内診の不快感と疲れで
帰りの電車はあんまり記憶がなかった。
~つづく~
【自己紹介】私のこと
はじめまして!まるると申します。
記事の順番を間違ってしまいましてww
本来であれば自己紹介がまず先だろうよwと
自分でも突っ込まざるを得ない形になりました。
(あとで記事の並び順変えちゃおっと)
これからブログを書いていくうえで、
どこかの誰かに私の書いた記事やこのブログが目に届いたときに
私という人間がどういう人間なのかも合わせて知っていただけるとなお!うれしいと思っていますので是非、読んでいただきたいと思います。
【私のこと】
・29歳で子宮頸がん宣告を受ける
・進行期はⅠB2期
・癌の大きさは開腹前の検査では3㎝
・手術内容は広汎子宮全摘術+骨盤内リンパ廓清
・平成3年生まれの2021年現在30歳
(癌発覚時はぎりっぎりの29歳)
・ネイリスト
(現在はフリーランス)
・表の性格は極めてガサツでよく笑うおおらかな姉御タイプ
(裏側は繊細で神経質で感情的)
・入院手術は人生で一度も経験がない
(採血ですら騒ぎちらすくそビビり)
・嘔吐恐怖症、閉所恐怖症
(このためパニック発作がしばしば)
・メニエール病の既往歴あり
(現在は服薬なしの運動療法で改善)
読んでくれたらうれしいです!ドヤ
とか言いながら
何書きゃいいかわからなくなった人←
一応・・・・
好きな食べ物は炭水化物です(え
冗談はさておき・・・・・・・
本当に伝えたいことは私の情報ではなく、私が情報発信する理由です。
私はこれまでも、この先のことを考えても自分の人生の中で
自分がこの年齢で癌になり、未婚の未出産で子宮を失う。
こんなことが自分の身に降りかかるなんて1㎜も考えたことがありませんでした。
なにを疑うこともなく当然のように、好きな人と結婚して子供を産んで女性としての喜びをいつの日か味わえることだろうと。
なぜなら、同世代の身の回りではすでに結婚に出産というライフイベントに溢れていたから。
妊娠出産はこの世の奇跡が詰まった出来事ではあるものの、さして特別なものと認識したことがなかったですし、だれもが経験し私もいつかいつかとその日を夢見ていました。
しかし、結果的に私は
自分の命と引き換えに女性としての大切な機能と臓器を失うことに。
癌という病を克服しても、二度と私の子宮は戻ってきません。
そしてこれまでと同じような生活はできません。
「私はどんなに望んでもこの身で妊娠出産ができない」
これは今後も一生付きまとう「乗り越えることができない事実」であり、言い表せない喪失感を持ちながら私は生きていかなければなりません。
ですが、幸いにもこの病気は自らの行動で「予防」「早期発見」できる病気です。
私がこの病を患った事実は夢でもなければ、もうどうやっても捻じ曲げれませんが
予防と早期発見でどこかのだれかの未来を変えることはできるのです。
予防という形ではワクチンの接種があります。
しかしながらワクチンに対する個人の考え方は多様なもので、正解も不正解もご自身がよくよく理解して納得される方向でないと接種には至らないのが現状です。
早期発見のポイントは、やはり定期健診と信頼できるかかりつけ医がいるかどうか。本当の初期段階病気を発見できれば私のように子宮を取るまでに至りませんし、それでもって心身のダメージを最小限にすることができます。
私は、人生の中において起こる事柄はすべて何事にも意味があると思っています。
では、、、、私が子宮頸がんになった意味とはなんでしょうか?
これまでの人生を改心させるためでしょうか?
それとも人生の転機を迎えるための試練なのでしょうか?
奔放に生きてきた私にとってみればどれも当てはまるように思えますが、
自分のことだけに当てはめるには、世の中生きる上で私の役割がないじゃないかと思ったんです(誰w)
ここに来るまで私は、先ほど少しご紹介した通りSNSに力を入れて自分が得意としてやってきたネイルにまつわる情報を発信し続けてきました。
ありがたいことにTikTokでは7万人のフォロワー様がいらっしゃします。
TwitterやYouTubeでも1000人以上の方に支持していただいておりまして、まだまだ微力ではありますが今持ちうる発信力を活かすチャンスでもあると思ったのです。
しかもネイルという固定したジャンルであるので、興味を持ってくださるユーザー様はほとんどが女性であることも女性特有の病気をした私からしたらある意味都合がよかったと私は思います。
もしも、、、、もっとたくさんの方に私の声が届いたら。
私自身がさらに、影響力をつけて広くこのことを伝えられたらとずっと考えています。
少しでも同じような思いをして涙を流して悲しむ女性が減ることにつながることになるのなら、、、、私は自分の経験を今後もずっとずっと包み隠さず伝えていきますし、こんな思いはしてほしくない!というこの強い気持ちは消えることはないでしょう。
私はいまもこのブログを病室のベッドから書いております。
ただただ病気になって
自暴自棄になって
人生ここで諦めるのではつまんねぇ。
生きているなら、生かしていただいたのであればこの命をどんなふうに使っていきたいかと考えたときにやはり「伝えること」これが私の役割としてふさわしいのではないかと。
いまの自分にできることを精いっぱいやりきる。
これが今後の私の生きる目標です。
~つづく~
【異変】がん検診を受けるまでの経緯
【2021年5月9日】
これまで生理不順などもなく、
時々おりものが多かったりするぐらいで、
不正出血なんてほとんどしたことなかった私が・・・・
突然大量の不正出血∑( ̄Д ̄;)
えっ?待ってくれよ!ちょ!おぉぉぉぉい!!!!www
ちょっと拭いたら付くとかではなく・・結構焦るレベルの血が出て
お腹に力を入れるとドロドロと血の塊が出るレベルで
女性の方なら生理2日目のやつ。と表現した方が分かりやすいか。
ほんとに出血の量がそのレベルで
もしかして中が傷ついてんのかなぁ?とか
いや・・・でもそういう行為してないしなぁ・・・・とか
頭の中で原因探しが始まったところで全く不明www
とにかく緊急事態!!!!
おっかねぇなぁwwwwwwww
と思った私は次の日にすぐ婦人科に行こうと明日行けそうな婦人科を探した。
多分これが、薄ら出血レベルなら病院には行かなかったと思う。
女性は生理があるおかげで股から血が出ることに慣れすぎてて
少々なら気にしない人も多いのでは?
私も多分トイレ行って拭いたときにちょっとつくレベルなら
「まぁ、いっか」で済ませてたはず。。。。
それから幸いにも現在はフリーランスなのでいくらでも時間が取れるわけで
これが会社務めならばおそらく後回しになっていたことだろう。
女性の身体って本当に繊細で
生理以外の不正出血には
ホルモンバランスや、ストレス、些細なことがきっかけの場合もあるし
おりものに色が着く程度や、ティッシュで拭いて少しピンクだったり
痛みが無いとか出血の量によってはその程度のこと。と済ますことも多い。
合わせてさっきも言ったように働く女性ならばなかなか時間が取れなかったり、学生や若い子ならば婦人科への抵抗や親に話すことの恥ずかしさもあったり
「行かない理由」「行きにくい理由」はそれぞれにあるのが現状だと思います。
それでも言わしてほしい。
マジで自己判断はやめてくれ!!!!!_(꒪ཀ꒪」∠)_
どうにかしてでも病院に行ってくれ!!!!!!
本当に自己判断は良くない!!
まぁいいか。
また今度にしよう。
その裏ではすでに病気がどんどん進行していたりする場合もある。
①おかしかったら迷わずすぐ病院!!
②おかしくなくても年1検査!!
このブログを読んでくれている人は私のような経験をしないでほしいから
絶対さっきの2点私と約束してほしい!
あとは、日ごろから自分のコンディションを知っておくこと。
その通常時のコンディションを知っていれば少しの変化も見逃さない鍵になるので、できる限り自分の体を注意深く観察しておいてほしい。
なかなかデリケートな部分のことなので、他人と比べる機会もなく話し合うこともなく通常の状態とは?と頭にハテナが浮かぶこともあるでしょうが、子宮や卵巣は繊細な臓器なので個人差もあるのが事実。
何が基準になるかは、やっぱりいつもの自分の状態。
検診などでも問診があるように重要な項目なのです。
そして私はわかりやすく大量出血という形でこの日
体からのサインを受け取ったのです。
~つづく~