【PET CT反応】左脇の痛みと乳腺外科
※しばらく更新しておりませんでしたが、再開します。
2021年6月14日
脇の痛みは日に日に増す一方で、病院からの電話でさらに不安な日々を過ごしていたまるる。
痛みが走る左脇は今まで感じたことない痛みと腫れぼったい感覚で、ちょっと熱を持っているような感じ。
シャワー浴びる時に頭を洗えないぐらい痛みが走った。
気になったのが、このときに左乳首がめちゃくちゃ痒くて掻きむしってしまうレベルだった。
おいおい、脇の痛みに乳首のかゆみって乳がん!?転移しとる感じ!!?
私の今の状況なら多分乳がんにまで転移してる可能性は低いだろうけど、、、人って不安になると、ホントに思考回路がおかしくなるもんです(笑)
相変わらず毎日毎日検索魔で眠れない日々。
長く感じた1週間を終え、次の受診日当日を迎えました。
今回は、先週の精密検査の結果でガンのステージや治療方針が決まる。
今日は検査はないつもりで来ていたのに、病院で受付を済ますと【乳腺外科】の診察が追加されていた(笑)
先に婦人科の診察室に入ると、いつも通り先生がちょこんと座っている。
挨拶もそこそこに脇の痛みについて、真っ先に聞かれた。
『脇はいつから痛かったの?』
『ワクチンとか注射打ってない??』
『気になることある??』
矢継ぎ早に質問が飛ぶ飛ぶ(笑)
先週受けたPET CT検査で、左脇に近い所に小さく反応があったと説明された。
このPET CT検査では全身にガンの転移がないか調べるもので、今回反応があったところと私が痛みを訴えている箇所は完全一致しており、先生も血相を変えていた。
多分、転移ではないとは思うけど一応。。と言うことで乳腺外科での診察・検査を追加したので今すぐ行ってくださいと言われ、同じフロアの乳腺外科へ。
ガン専門の大病院だけあって、各科目のエキスパートが揃っていて全部ここで済ませられるのは有難いが、待ち時間がクソ長ぇwwwww
ようやく通された乳腺外科。
脇の痛みと、PETCTの結果が看護師から伝えられたそうで先生から問診を受けた。
乳腺外科の先生も、乳がんの症状とは考えにくいが念の為に検査しましょうね。
と、頭の薄い先生が優しく説明してくれたが。
脇から針をぶっ刺して細胞取ります。みたいなこと言い出して、大パニックに。
麻酔ないんですか!?絶対痛いですよね!?
29歳、大騒ぎ(笑)
結果的に検査を拒否しました。
もう、身も心もボロボロで今は痛みに耐える自信がないと正直に伝えたところ、じゃあ辞めましょう。と仰って下さいました。
先生が考えるに、左乳首のかゆみで掻きむしった所から細菌が入ってて、その炎症反応がPET CTに出たのでは?
ということで、様子見に。
結果的にその後、脇の痛みは緩やかに消えていったので【乳首掻きむしり炎症事件】だったと思われます。
~つづく~
【不安】脇の激痛と病院からの電話
PET CT検査も無事終わり、、、、
これで一通りの精密検査を終えたまるる。
来週の外来受診で詳しいことがわかる。
ステージや、治療法やその後のこと。
もうここまでくるとガンなのは分かっていたので受診前までの妙な不安感は消えていた。
私はガンなんだ。
と少し腹をくくったような感じ。
ただ、気になることが。
なぜか左脇に激痛が。
痛い。
とにかく痛い。
次第に痛みは強くなり、息を吸い込むことも腕を上げることも辛いぐらいの激痛に。
ちょうどそのタイミングで病院から電話。
病院からの電話ってよっぽどだと聞いたことがあったので、脇の痛みも相まって最悪の状況が頭をよぎってしまった(笑)
病院からの電話はこう。
―――
『来週の外来受診のお時間14受診の予定でしたが11時に変更していただけますか?』
「全然大丈夫ですよ〜」
『あと、、最近コロナのワクチンとか左腕に打たれたりしませんでしたか??』
「えっ、、いえ。打ってませんけど昨日ぐらいから左脇がめちゃくちゃ激痛で」
『え!?左脇!?左脇だって先生・・・』
(先生とコソコソしゃべんなwwwww)
『痛み以外に気になることはないですか?』
「左脇痛いことしか気にならんレベルでめちゃくちゃ痛いです(笑)」
『そうですか、、、ではまた先生から受診時にお話ありますのでお時間は先程の通りよろしくお願いいたします。』
「あっ、、はい。わかりました」
―――
いや、待って???
脇って、リンパとかあるやん?
もうそれだけで死亡フラグ立ちまくりwww
それからも脇の痛みはどんどん強くなっていくばかりで、病院からの電話によって不安も増した。
PET CTの検査結果で左腕、または左脇になにか反応があったのだろうか。
そうなるとただの子宮頸がんではなくなるなぁ、とまた眠れない日々が続いた。
この頃はとにかく食欲もなく、睡眠時間も過度に少なく体力的にも精神的にも疲弊していた。
私の左脇で何が起きているの??
私、死ぬの?
〜つづく〜
【初体験】PET CT検査
ガンを告知されてから
間髪入れずに次の外来受診。
この日はPET CT検査なるものをするらしい。
それだけのために来た。
(いやもう、やっぱ遠いんよwwwww)
PET CT検査の説明は前回受けていた。
全身にガンの転移がないかを調べる検査で1cm以上のガンだと検出されるようで、もちろんこの検査で見つかりにくい部位のガンもあるけど全身を全て調べられるというスグレモノ!
まじですげぇな、、、
これ考えた人とマシン作った人。
絶対頭おかしいだろ。(死ぬほど褒めてる)
この検査の4時間前から何も食べちゃいかんということだった。飴、ガム、サプリメント、タバコなどもNG。
ミンティアを常時食べる癖がある私からしたら、ミンティアがアウトかセーフかは分からんかったので一応食べずに頑張った(多分アウトだろうよwww)
白湯や水やお茶などはOKという事でした!
病院に着くとPET CTエリアに案内される。
まずは、簡単に流れの説明を受ける。
寝た状態で造影剤の注射をしてしばらくそのまま横になって待機。
↓↓↓
薬の入った麦茶を渡されリクライニングチェアとテレビがある薄暗いリラックスフロアに通される。
↓↓↓
喋ったり体も変な動きをしないよう、よーくよーく言われる。
↓↓↓
渡されたお茶をなるべく飲みきるように言われテレビを見ながら小一時間ゆっくりする。
↓↓↓
時間がきたらCTの機械で15分ほど撮影。
こんな感じでした!!!
渡された謎の薬入の麦茶は、全然味も匂いも普通の麦茶でした!(笑)ぬるいのでそんなに進まなかったぐらいで(笑)
なんか喋ったりすると口の筋肉に反応して誤診になるらしいので静かにしてました。
リラックスフロアがいい感じの暗さ、、、なんかあの、、、エステとかリラクゼーションスパみたいな感じの間接照明だけがついてる眠くなりそうな空間でしたね。
そして事前に私がCTやMRI系がとてつもなく苦手だと騒いでいたので、今日の技師の方もとても気を遣っていただいてかなりの回数声掛けにきてくれました(笑)
気分を悪くすることなく
無事終えたPET CT検査。
ちなみに3割負担で29000円ぐらいです(笑)
1回10万は軽くするらしいですけど、全身のガンを調べられるだけあってすごい検査だということはよく分かりましたが苦痛を伴うことは一切なかったです(^^)
終わったな〜♡
と安堵して家に帰った私だったが、この後とんでもない目に遭うことに。。。。
〜つづく〜
【結び】不思議なご縁と運命とそれと。
私がガンだとわかる5日前に、ひょんなことで出会った私より2つ年下の男性がいる。
見た目はほんとに真面目そうな清潔感のある爽やかな印象で、なんか声がデカくてよく喋り笑う体育会系の彼(笑)
出会いの経路についてちょっと端折りすぎたけども彼といた少しの時間、何か心がザワついた。
そうしたら勝手に連絡先を聞いていた私(笑)
※単純に顔面がタイプだったのもある(笑)
めぐり逢いとは不思議なもので、後にこの彼は運命の人のようなキーパーソンになっていくのであったが、その時に私が無心で動いたのはちゃんと運命をキャッチしろと神様が言ったのか、なんなのか。
彼は快くLINEのIDを教えてくれた。
それが6月2日、私がガンだとわかる5日前。
それからは取り留めのない内容ではあったが連絡を取り合った。
そんな中で私は自分がガンだと分かった。
親、友達、その他仕事などの関係各所には極めて冷静にガンであることを報告した。
強がりな私はやっぱり家で1人になったとき、なんとも言えない不安がギュッと押し寄せて胸が潰れそうになった。泣きはしなかったものの漠然とした恐怖がずっとずっと頭から消えない。
そんなときに、彼に話を聞いてもらおうと思って電話で話ししたいと打診した。
私はとても弱い。
弱いから強そうに見える面を被ってさらに鎧を身にまとって弱さを強さに変えて身をすり減らしながら生きてきた。
ガン宣告されてもしばらく気丈に振る舞えたのは身内や仲間に弱さを見せたくない私の強がりが働いただけで。
正直泣きたかった。
でも、それは1人のときでいいと思ったし普段は強情で偉そうな私が泣いてるところなんて見せれるわけない(笑)
夜に、彼と電話で話をした。
まだ知り合って5日ぐらいの彼に自分がガンになったとわざわざ報告する意味はまるで無い。彼側からしても私からそのような報告を受ける意味が分からないだろう(笑)ただ、彼には申し訳ないけど今の浅い浅い私たちの関係性を利用してなんでも吐き出させてもらっただけ。
『私』という人間性と過去を知らない彼なら、どんな弱気な自分をさらけ出しても問題ないと思ったし、これを皮切りに関わらないようにされても浅くて薄い今の関係なら私も傷つかない、そして彼も話を聞くよと言ってくれたから甘えられた。
最初こそ冷静に。
今日私はガンだと分かったこと、親や友達にも報告したこと、今日した検査の詳細や今後の見通しなど。
家族や友達に話したように、冷静に冷静に。
彼も、私が話したことに対して質問をしながら真剣に聞いてくれた。
整理して話をし終えたこの辺で
プッツンと糸が切れた私。
夜になると不安が増してどんどん良くないことを考えてしまう節がある。気がついたら窓の外を見ながら小さくすすり泣いていた。
電話越しに彼は咄嗟に
『こういう時は1人でいない方がいいと思う。僕、今から行きますよ〜』
( ´°∀°` )ファ?????
え、ちょっと待って何言ってんの?w
私の家から彼の住んでる所までざっと88kmほど離れている。車で1時間半ぐらい?
平日だし、彼は明日仕事のはず。。。
色んな意味でお断りしようかとも悩んだが、実際ひとりで居たくはなかったのでそんな彼の言葉に甘えた。
結局彼は直ぐに動いてくれて、22時すぎにこちらに到着した。
どうやら私の家近辺は彼の思い出の地でもあったらしく彼は嬉しそうに楽しそうに思い出話をずっと喋ってくれていた。
変に気を遣われることもなく、彼はずっとずっと楽しそうにいろんな話をしてくれた。
おかげで私も悲観的な気持ちにならず、彼と楽しくたくさんお喋りができた。
ただ正直、一人暮らしの女の家に男性が来るなんて、、、、、自分の経験上ピンクなことしか起きないのでww
と思っていたが、なんのそのwwwww
彼によこしまな気持ちなんてなかったw
なんかごめんwwwww
自分がガンだと知ったその日。
ほんとなら私は1人で寝ずに泣き散らしていたかもしれない夜も、彼のおかげで泣くことなく安心して眠りにつくことができた。
この出来事をきっかけに
彼は私の大切な存在になることに、、、、。
〜つづく〜
【両親へ】我が子がガンになりまして
ガンも今や早期発見や適切な治療により根治が目指せる時代だと誰かは言った。
それでもまだまだ命を落とす人がいる。
それでも怖い病気だと世の中の人は言う。
それでもガンになる人は増えている。
医療がどんどん進歩していても、世間一般的には未だにガンという病気は必ず1度は死を連想させ、再発を繰り返したり、治療もツラいというイメージは全く覆らない。
ガン=死
とくに、親世代(50代以上)はそのイメージがより一層強いのではないかと肌感で感じる。
私がガンだと分かったのは29歳。
上に兄弟が居るので私の両親は60代前半。
自分の身を案じなければならない年齢の親に自分がガンであることを告げるのには、少しパワーが必要だった。
父親はそもそも健康体とは言えない状態で、私が小さい頃から不調をきたしていたし、母親は病気しない元気な人だったがやはり年齢とともにガタがきているようで。
なにより両親はとても心配性が故に、私がガンになったとでも聞けば卒倒するのではないかとこっちが心配になった。
先程の内診でガンだと言われたまるる。
これからMRIやCTをする前にすこし時間があったので、両親に電話をすることに。
ガン検診に引っかかって今日のこの日に精密検査を受けに来たことは事前に話をしてあった。
―――
「あっ、お父ちゃん?」
『お〜、検査どうだった?』
「残念ながらガンやったわ〜(笑)まあいまからまたMRIとかCTとか色々検査するんやけど暇やったけん電話してみたんよ(笑)(笑)」
『あ〜、、、、え〜、、ガンかぁ、、、ステージはまだわからんの?』
「あ、それはね!まだわからん☆」
『あ〜もう去年から事故したり、色々あってから次はお前か....もうこんなことばっかりで次はお前になんかあったらどうすれば....』
父親はあからさまに落胆した。
電話の向こう側には母親もいたようで、母親にもそのことを伝えていた。
それでも私は努めて冷静に。明るく。いつもと変わらない元気で騒がしい私で電話をしたつもりがそれが無理しているように聞こえたのだろう。
父親もハッとしたのか、いつも明るく冗談ばかり言う父親らしい調子を取り戻して、普段通りふざけて下ネタを飛ばしてきたり笑いあったりした。(うちの家庭は下ネタ言い合うこれが普通www)
なんやかんや
散々ふざけ倒して、最後に
『まぁ、頑張れ。家族がいるから大丈夫だ。』
「おう!ありがとう!流石に親より早く死ねんからなぁ!(笑)ぼちぼち検査に戻るわ♪」
―――
いかにも、私たちらしい感じだった。
常時ふざけるけど最後はいつも真面目。私の過去にはたくさんの闇があったけど私とちゃんと向き合ってくれていた自慢の両親だ。
今回も、しっかりと受け止めてもらった。
実際の親サイドの気持ちは私には分からない。
当事者と、支える側。
物理的に傍にいようがいまいが自分の家族がガンになるという事実は予後のことも含め大きな試練となって立ちはだかる。
ガン患者を見守る家族は当事者とはまた違う苦しみがあるのだろうと思う。
あの時、私の両親はどう思ったんだろう。
娘からガンだと告られた両親は電話を切ったあと2人で何を話し合ったのだろう。
親の気持ちは計り知れない。
私の想像以上に両親は悩み苦しみ、我が子を苦しめる事になるガンという病気をさぞかし恨んだだろう。
しかし、私自身もまだこの時には治療方法も確定していなかったのでホントの辛さを知ることなくこの日を終えた。
〜つづく〜
【ついに告知】専門医の診察と見立て
長い待ち時間の末、診察室に入ったまるる。
中には小柄な女医さんが座っていた。
少し話をしてから横の診察室の内診台へ。
パンツを脱いで座る。
てかやっぱさぁ、おかしいよね?
婦人科の内診台ってさぁ、
なんで回転しながら足開くん?(笑)
回転して先生の方向いてから
足開いたんじゃダメなん?(笑)
誰か教えてくれ(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
ってか開発した人と話させてくれ(笑)
今日の内診と精密検査というものは、前回のがん検診の細胞診より詳しいコルポスコピーとかいうよぉ分からん検査ともう1回細胞を採る感じ。
内診苦手すぎてかなりうるさいので、内診台の真横に看護師さんがいてくれてずっと肩をトントンしてくれてた。(手も握ってもらったw)
それからも私は内診台に座っている間に何度も痛いのは嫌だとか、痛いやつは無理だとかいい歳こいてまだガチャガチャ騒ぐので、
『気を紛らわす為に携帯でも見る?』
と痺れを切らした看護師さん(笑)
ガッツリ細胞取られたり、中を見てもらったり、肛門に指突っ込まれたりしてるあいだにProject make over(かの有名な広告詐欺アプリ)とかやってたんですよ(笑)
そしたらいつの間にか内診は終了!!
(意識を背けるだけでだいぶ苦痛が減るw)
そして、やーっと嫌な内診が終わってゆっくり落ち着いてパンツ履いて横の診察室へ戻るとなんかおかしい。
空気感がおかしい。
先生の後ろに
看護師さんが3人並んで立ってる。
人が居すぎておかしい。
書記(?)みたいな人が私の斜め横ぐらいの位置でパソコン開いて座ってる。
なんの記録や、おかしい。
全体的におかしいwwww
実は、前に見てもらった婦人科の先生から私は何がどうおかしいのかは全然説明を受けていなかったのだが。
今、目の前の先生が開いてるパソコンの画面にチラッと目をやると
【SCC】って
ハッキリ書いてんの見えたのよw
もうこれの意味はかれこれ色々検索魔になってたときによく見たから何か分かってんだよ!
こっちはよぉ!wwwwww
―――
説明しよう。
子宮がん検診は細胞診なるもので組織を採取しその細胞からガンの可能性を探るのですが、いきなりガンが発生する訳ではなく細胞の『異形成』と呼ばれる状態から数年かけてガンになる。という感じで異形成の段階ではそれが必ずガン化するとも限らず経過観察になることも多い。診断結果の表記的には【LSIL】【HSIL】【ASC-H】など。段階によって違う。
今回私の検査結果である【SCC】は
『扁平上皮がんが認められます。』
ということ。
ってぇ!!ということはもう私ガンなのよ!!この時点でぇ!だからあの前の婦人科の先生は分かってたんよ!!んで今回もそれで.
―――
話長くなるんで、以上にしときます(笑)
それで、診察室がすごい空気だったの忘れられないんだけど先生が口を開いて
『単刀直入に言うと、もう肉眼で見えるレベルのガンがあなたの体にはあります。』
「あ、はい。」
『今日はまた組織を採取して検査に出しますので、今後は治療の方針をその結果に沿ってこちらのチームで検討していきます。』
「わかりました。」
こんな感じ(笑)
なんか、泣くとか落ち込むとか、そういう感情一切なくてなんだろう【無】なんですよ。
ドラマとかでよく見る泣き崩れてへたり込む。みたいなあんなの無い、絶対無い(笑)(笑)
このあと引き続きMRIやCTや検査が続きますので、、、とか言われたんで普通に
「あっ、じゃあ失礼します(^^)」
ってにこやかに診察室出たもん。(笑)
他人事みたいに淡々と。
そんなことよりいまからMRIか〜、あれほんと無理なんやけどなぁ〜、CTかあ〜!まあMRIよりマシかぁ〜とか目先の嫌なことに気を取られていた私。
このあとMRIやCTを撮り、病院から家族に電話で状況を説明することになるのだが。。。
〜つづく〜
【初めての】がん専門病院へ
産婦人科での細胞診の結果、
要精密検査になったまるる。
そして今回、紹介していただいたのは
がん専門の大きな病院。
産婦人科からいただいた紹介状を持って病院に向かうんだけど、紹介状はごっつい水色の封筒に入っていて中身が気になりすぎて透かして見たりしたけど、まったく中身見えず。(見ようとすなw)
私のおうちは癌家系でもなければ、身近な人が癌になった経験もないので初めて足を踏み入れる病院。
家から遠い。
デカい。
キレイ。
以上
(笑)
こちらを紹介していただいてから、実際に受診するまで約2週間程期間が空いたために張り詰めた気持ちも少し中弛みしていた。
まぁ、結局!
精密検査したけど、大丈夫でした!でもちょっと心配な箇所があるので様子見で3ヶ月に1回ぐらいは受診しにきてね!
ぐらいだろうと思ってた。
だいたい今まで
私の人生なんてそんなもんで(笑)
危ない橋を渡りつつ実際大事には至らない。
どうせまたそんな感じだろう!
と、高を括っていた。
病院の中に入ると、受け付けから各診療フロアにまでたくさんの人が。
ここにいらっしゃる方たちは全員癌患者さん、癌を疑われる人ってこと、、だよね?
癌というカテゴリーに限定された病院だからそういうことなるんだとしてもあまりの人の多さに少し驚いた。
こんなにいるんだ。。。。
よくよく考えたら今や日本では2人に1人が癌になっている言われているらしいから、夫婦ならどちらかが癌になってもおかしくないということ。
そうなると、非常に怖い病気なのに
非常にポピュラーなんだということ。
癌は身体の至る所に発生するから。
すんごい話は逸れますが。
昔、付き合っていた人が研究者で
『人間の身体の中で癌にならないのが心臓でね、あと小腸も発生は極めて少ない。だから僕はその研究をして癌を撲滅させる。』
と言い残しアメリカに行った奴居たな。(笑)
院内を周りを見渡しても平均年齢50~60歳。
それも家族の付き添いがある人がほとんど。
どうやらひとりでアホっぽい顔して、ヌケヌケとやってきた20代ぐらいの人間は私しか居なさそうでしたね(笑)( ˙-˙ )
受け付けもボケーっと。
待ち時間もボケーっと(笑)
このあとの診察結果のことなどもつゆ知らず、気の抜けた表情の私。
呼ばれんの長ぇなぁ。
しか考えていなかった私も
長い待ち時間の末、ついに診察室によばれた。
〜つづく〜